Ikoyan’s diary

東海にある研究所の研究員です。日記代わりにポツポツ書いています。

Rとphyton

遅蒔きながら、Rとphytonを学び始めることにしました。 記念(?)に、ここで決意を宣言しておこうかと思います(挫けずに続けられるといいですが、、)。 専門である分子生物学の分野も、トップジャーナルを見ればマイクロアレイやRNA-seq、ChIP-seqのデータ…

人は立場が変わると意見も変わるもの、ですが、、

十年以上社会人をやっていると、このことを痛感します。本当に、人は立場や状況が変わると、意見がコロッと変わるものだなぁと、、 ヒラの研究員の時 「上の人は現場の意見を聞いてくれない、仕事を詰め込み過ぎ、忙し過ぎ」 ちょっとポジションが上がると、…

家事をなるべく自動化してみました

思いきって10万円ほどかけて、家事の自動化を図ってみました。 購入したのは、食洗機と衣類乾燥機です。 食洗機はパナソニックの、4~6人用のものを購入しました。 一番小さな容量のものでいいかと最初は思ったのですが、やや大きめのフライパンやボウルが入…

マンガ飯

以前に書いたように、「(そんな食生活だと)早く老けるよ」と知り合いに言われたのもあって、最近は出来るだけ食べるものに気を使っております。 レパートリーの中には、何となく読んだマンガに出てくる料理(というほど難しくないものもありますが)が幾つ…

羽生結弦選手、金メダルおめでとうございます

フィギュアスケートのテクニカルなことは分かりませんが、人生の全てをかけたような気迫、世界に自分しかいないかのような凄まじい集中力に圧倒されました。 もはや彼が競っているのは自分自身だけで、どう見られているかなどはどうでもよいことなのだろうな…

夜型の研究者は成功するというのは本当か

これは院生仲間やボスドク仲間とよく議論したテーマですが、、 院生や研究者の中には、夕方5時くらいにラボに顔を出して、明け方の4時5時まで仕事をし、皆が来る午前8時~9時には帰宅してもういない、という、夜型生活を好んで送る方が一定の割合でいま…

節約に目覚めました その2 (ふるさと納税編)

節約の一環として、昨年初めてふるさと納税を行ってみました。 初めてなので1ヵ所だけにしようと決め、無洗米目当てで北海道の雨竜町に納税させて頂きました。 納税した翌月から毎月5キロずつ、ゆめぴりかの無洗米が届いております。丁寧に小振りの段ボール…

大家さんとのトラブルで弁護士会へ

学位を取って数年目くらいの出来事です。 当時の自分の大家さんは、ご自分の家の敷地内に2階建ての小さい家を建て、賃貸用に貸し出しておられました。 今考えたら多分、ご自宅の立て替えの際の仮の住まいとして作られたものだったのではないかと(?)推測し…

研究生活と夕食作り

研究の世界に入ってからは帰宅が遅いのがデフォルトになり、特に大学院生の頃は、つい夕飯が疎かになりがちでした。 嫁さんが健康管理してくれてたから大丈夫だった、というような方を除いては、同じような経験を持つ方も多いのではないかと思います。 院生…

留学中の1コマ

留学先のラボである時、ドイツ人の同僚が一報の論文を見せてきて、「Don't you think this is a shit paper !?」と言われました。 一瞬意味が分からず、、、shit、、、う○ち、、? う○ち論文? あ、クソ論文、、、か! と何とか理解(?)することができ、「…

iPS研究所の研究不正問題について 2

怖れていたような、マスコミによる延焼のようなものが無くて取り敢えず安心しています。 今回は残念なことに不正を働いた方が1人いたことが発覚しましたが、所長の山中先生と真っ当な研究所員は、日夜難病を治すことを目標に努力されています。 どうかマス…

iPS研究所の研究不正問題について

分野が近く、少なからず知り合いがいる研究所なので、全く他人事とは思えず緊張感を持って顛末を見守っております。 STAPの時のように二次災害的な事故が次々引き起こされるような事態には、絶対になって欲しくないものです。 Y助教とは全く面識が無いのです…

研究者にはテニスや楽器が上手い人が多いように思う

研究者の方にはテニスや楽器が趣味の範疇を越えて上手い方が多いです。 多分几帳面で中途半端が嫌いで、熱中するとすごい集中力を発揮する、向上心の強い方ばかりだからではないかと、、、 まずテニスがお好きで上手い方が非常に多いです。そして研究所には…

心に残った言葉たち(研究と関係ないものもありますが)

これまで生きてきて、仕事やプライベートで言われて心に残った言葉を書き出してみることにしました。 名言、というよりは、その時その言葉がぴったりはまるシチュエーションだったからこそ心に響いた、という感じのものが殆どですが。。 " Things should be …

実験の後片付けをしっかりやる習慣を

説教臭くなってしまうのが嫌なので、大学院生の若者に実生活でクドクドと言ったりしたことはないのですが、、 将来研究者として身を立てていきたいなら、実験の後の片付けは、抜かりなくやった方が良いと思います。 研究室の他のメンバーに迷惑がかかるから…

幹事の押し付け合い

最近このブログに付いているアクセス解析というのに興味を持ち、ちょっと覗いてみました。 そもそも自分がラボ生活で体験したことやグチを書いて満足しているだけで、あまり人様に見て頂くことは考えてなかったのですが、飲み会の幹事をした体験からくる愚痴…

格安SIMへの乗り換え

携帯をソフトバンクから格安SIM(ビックSIM)に乗り換えて3ヶ月ほどたちました。 最初は「通話やメールがこれまで通りできなくなって、窓口に行っても格安だからとあまり親切に相談にのってくれなかったら、どうしよう、、」などと心配しておりましたが、杞…

節約に目覚めました、遅まきながら

自分のような任期制の研究員というのは、月々の給料はその年齢にしてはそこそこ良い額を貰えることもままあります。 しかしそれは退職金や先々の保証が無いからこその待遇、なんですよね、、 これまで幸い生活に困るようなこともなく、普通に研究生活を忙し…

新卒フリーランス論争

「やぎろぐ」というブログをたまたま見つけて、面白いなと思ったので、時間がある時にちょいちょい見に行かせてもらっています。 突拍子もないこと(納豆風呂に入ったりとか、インドに旅行に行ったりとか)を書いて人を惹き付けておられるわけではなく、「美…

同じ専攻の教授の先生が

同じ専攻の教授の先生が、メールをくださりました。「プレスリリース見ました。論文おめでとうございます。きれいな仕事ですね」と簡潔に書いてあり、心優しい先生もいらっしゃるんだなぁと、お忙しい中をメールしてくださったんだなぁと、とてもありがたく…

論文acceptされました

無理目のジャーナルに出してボコボコにされてから一年弱、何とか本命の、まぁこの辺りかな、と思っていたジャーナルに通してもらえました。やれやれです。 一つ目のジャーナルのレビューワー全員に叩かれた時は心が折れそうになりましたが、そのお陰で、本命…

STAP細胞のあのお方が

本を出されたらしいです。 読む気は無いですが、テレビやネットのニュースをいくつか見てしまい、何が書かれているのかおおよそは分かったような気に、、。 正直、手の込んだ嘘を組み立てるタイプの方には見えません。研究者に憧れて、「アメリカに留学でき…

新型うつ と サボりを見分けられるか

大学院生の幾人かが、殆どラボに来なくなってしまいました。 そのうちの一人の言うことには、就活やプライベートの用事等は気分良くこなせるが、ラボに来ようとすると気分や体調が悪くなって来れない、なので最低限の時間しかラボに居られない、とのこと。 …

論文投稿はやはり一仕事だなぁと

無理目のジャーナルに出したので覚悟はしていたのですが、とても厳しいコメント付きで返ってきてしまいました、論文。 「新しいことが殆ど無い」と、3人のレフェリーからのジェットストリームアタックです。 時間をかけてデータを取っているうちに、似たよ…

Passive Aggressiveな人

受動的攻撃性、と日本語では言うらしいです。 大分前にたまたま心理学の本をパラパラと立ち読みしていたら、そういう言葉が出てきました。 解説を見たら、正に自分がその頃、とある同僚にされて嫌だなぁと思っていたタイプの行動のことを示していたので、あ…

論文の投稿

近年はオンライン投稿がスタンダードになっていて、著者の情報をフォームに入力し、ファイルをアップロードすれはよいので、メチャクチャ楽チンだなあと感じます。 一昔前は、レビューワーの人数分(+1だっけか、、)の本文とfigの写真などをプリントし何部…

心配だ心配だ~としきりに言っている人

学生の○○さんがずっと休んでいて心配だ~、としきりに言っている××さん、その子の代わりにいろいろな当番に入る人を決める話になると、常にあさっての方を向いてスルーです。何なんでしょ、、それとこれとは別なのでしょうか。 心配だ~心配だ~トークを真に…

研究者にもいろいろなタイプが

研究者にも様々なタイプの人がいますが、自分は解明したい事象に向かって、あれやこれやアプローチ手法を変えつつ、時には新しい実験系を作り出したりしつつ、コツコツ掘り進むタイプの人が好きです。 情報収集に余念がなく他の研究者の研究内容をよく知って…

STAP騒動から得られる教訓

STAP細胞事件は昨年末の理研の最終調査報告をもって一応幕引きとなりました。 理研が研究機関としての威信をかけて、「STAP細胞は架空の細胞ということでほぼ間違いない」という結論を年内に出したことは、汚名返上とまではいかないにしても、評価されてしか…

雑用係を卒業できるのは、いつの日か

今は実験器具のほとんどがプラスチック製の使い捨て製品ですが、自分が修士の学生の頃はまだ、細胞培養用のピペットや瓶などはガラスのものを洗浄・滅菌して使い回していました。博士課程の先輩に、下の者が進んで器具洗いなどの雑用をやるものだと言われ、…